ストーリー感想
隠していた真実

「さよなら、虹ノ咲さん」

「みらいちゃん…みらいちゃーん!!!」
ジュエルコレクションへの出場権の切符であるジュエルコーデ。
既に9人のジュエルアイドルが誕生し、残るはあと1人となった頃、虹ノ咲さんがとある夢を見ます。それは嘘をついていた事実を知ったみらいたちが、自分の元から離れていく悪夢。
ジュエルオーディションを主催していたのが自分だということを隠して、みらいたちと接していたこと。それが虹ノ咲さんの嘘。
第三者の視点で見ると、“嘘”というより“ヒミツ”の要素が強く感じますが、虹ノ咲さんにとっては嘘(悪いこと)と捉えているようでずっと心にひっかかってたみたいです。
そういえば2期でジュエルオーディショの開催がだいあから発表された時、その瞬間をモニターで見つめる虹ノ咲さんの表情がどこか寂しげな印象でしたね。当初からジュエルオーディショに対して、どこか後ろめたさを感じていたのかもしれない。
クリスマスパーティーの準備

「嘘ついても後で自分が嫌になるだけ。素直な方がハピなるだよ!」
ジュエルアイドルが集まるクリスマスパーティー。
お菓子をエサに、パーティーの邪魔をしようとたくらんでいたけれど、あっさり捕まったおしゃまトリックス。
プレゼント交換をしてくれる友達がいないから、邪魔をしてやろうと思ったんだそう。
ウゥ(ノД`)切ない……。
ただ、みらいの妹のひかりがパーティーの招待状を用意してくれていたのでした。流石はひかり。
- (みらい)お菓子を目当てにするような友達は、本当の友達じゃないかも。
- (なる)嘘ついても後で自分が嫌になるだけ。素直な方がハピなるだよ!
そんな、おしゃまトリックスへの2人の言葉が、虹ノ咲さんの心に刺さったみたい。
嘘

「わたし、みんなにひどいことしてた。友達をオーディションだなんて、何も知らないふりして嘘ついて」
虹ノ咲さんが幼い頃大好きだった絵本、『ジュエルのくにのおひめさま』
自分が作ったコーデで友達ができて、みんなが喜んでくれる。絵本に描いていたことに感銘を受けた虹ノ咲さんは、これをジュエルオーディションという形で再現しようとしていたのでした。
ジュエルコレクションで勝ち残ったダイヤモンドアイドルが、虹ノ咲さんの最高の友達となれる。
虹ノ咲さんが生み出しただいあも、虹ノ咲さんの願いを叶えるためにジュエルオーディショの司会をこれまで頑張ってきたのでした。献身的。
しかし、そんな利己的な考えでオーディションを開催していたということに対する負い目をどうしても拭うことができなかった虹ノ咲さんは、祖母に対して感情を爆発させてしまいます。

「嘘ついて、嘘ついてごめんなさい。゚(゚´Д`゚)゚。」
行き場のない罪悪感をおばあちゃんにぶつけるシーンが切ない……(´;ω;`)
ドレスを作りすぎてしまい、糸が空になって新しいドレスを作ることができなくなったおひめさま。
そんなおひめさまの元からは、きっと友達が離れていったに違いない。
最後まで読むことができなかった『ジュエルのくにのおひめさま』のラストは、今の虹ノ咲さんにとって、暗い結末を想像するより他はないのでした。
全部ウソ

「全部、全部……嘘だったの!!!」
ジュエルアイドルが集まるクリスマスパーティー。

「ジュエルコレクション、きっとサイコーに素敵なステージになるよね!」
みらいのその言葉がキッカケで、ついに隠していた秘密を大勢の前で暴露する虹ノ咲さん。

「ジュエルコレクションは素敵なステージじゃないよ、みらいちゃんたちが頑張って目指すものじゃない」

「だって、だって……ジュエルオーディションは、わたしが……全部わたしがやってたことだから!!!」
友達が欲しくてオーディションを開催した。
友達探しのためのオーディション。
コーデを利用して、みんなに近づきたかっただけ。
虹ノ咲さんの暴露を補足するように、だいあも秘密を打ち明けます。虹ノ咲さんがミルキーレインボーのデザイナーで、デザイナーズ10の1人だということを。
そして全てを明らかにし、「嘘をついてごめんなさい」と謝罪した虹ノ咲さんはその場を去るのでした。
普段はおとなしい友達が突然、自分たちの楽しんでいるイベントにケチをつけて、挙げ句の果てにそのイベントは自分が主催したんだと主張し出したら驚き以上にその子のことを心配になりますよね(笑)
それにしても、大勢の人がいる場であの発言ができる虹ノ咲さんの芯の強さ、勇気、誠実な心に拍手をあげたい。尊敬する。嘘をついていたことの謝罪もきちんとしてるし。
もっと友達!

「たとえ誰もいなくなっても、だいあは最後までだいあの友達だもん!」
会場を飛び出した虹ノ咲さんを追いかけて行っただいあが放った言葉。
「たとえ誰もいなくなっても、だいあは最後までだいあの友達だもん!」
。゚(゚´Д`゚)゚。
だいあの優しさが目に染みる……。
キラッツとメルティックは、ジュエルオーディションがウソだったという虹ノ咲さんの告白に疑問をもちます。輝いていたことに嘘はない、オーディションがなくても虹ノ咲さんと友達になっていたはずだ、と。

「きっかけはどうあれ、大事なのは今友達になりたいかどうかですわ」
。゚(゚´Д`゚)゚。
あんな様やさしい……。このセリフをあんなに言わせるセンスよ!!!
虹ノ咲さんが帰宅すると、そこではみらいたちがパーティーの第2部を開催していました。

「どうして…嘘をついてたのに」

「だって、友達だもん!」
。゚(゚´Д`゚)゚。
みらいの笑顔が眩しい……。

「あたしはさぁ、嘘だと思ってないよなんにも」

「たとえ嘘だったとしても、それだって友達のうちなんだよ」

「ごめんなさいって本当のことを打ち明けたら、今度はもっと友達だよ!」
ああ……やさしい、みんなやさしい……。
本当の友達になったと思っていいの?

「ドレスがなくても、みんなは大好きなダイヤモンドのおひめさまに会いたくてやってきたのです」
みんなの優しさに触れ、ライブを披露した虹ノ咲さんにもジュエルチャンスが到来。
まりあとすずのジュエルチャンスの時が伏線だったのか、だいあが2人登場しジュエルチャンスへ。
捉えようによっては自作自演にも見えるけどね(笑)まぁ、だいあがジュエルチャンスを判定してるんじゃないからね。ジュエルが判定してるから問題ナシ!
ライブ後、クリスマスパーティーを再開したみらいたち。
プレゼント交換で虹ノ咲さんが手にしたのは、なるが描いた「ジュエルのくにのおひめさま」の絵本。虹ノ咲さんが幼い頃読んでいたのは、なるが自費出版?した絵本だったのでした。
絵本の表紙が過去の表紙と違うので、改めて描き直したのでしょう。絵を描いているシーンもありましたし。
なる本人は、虹ノ咲さんが「ジュエルのくにのおひめさま」に影響されてたことを知らなかったようですけど、自分がデザインしたキャラクターそっくりのだいあをなんとも思ってなかったんだろうか(笑)
思い入れのある絵本のはずなのに気づかないなるちゃん、かーわいぃーー。
ずっと読みたかった絵本のラストは虹ノ咲さんの思っていたような悲しい結末ではなくて、笑顔溢れる幸せな結末でした。
虹ノ咲さんが幼い頃に読んでた絵本と、今回なるが改めて描いた絵本の結末。
違っていても同じでも、虹ノ咲さんにとっては素敵なプレゼントとなったことでしょう。
プリチャンを見ている視聴者には早い段階でだいあがオーディションに関わっていたことが判明していましたが、作中のキャラクターたちは気づいていませんでした。
隠していた秘密は、はたからみると些細な秘密のように思えますが、虹ノ咲さんにとってはノドに小骨が刺さったみたいにずっと気がかりだったようです。
「オーディションは友達を作るため。」
ワードだけ聴くと、利己的で自己中心的な発想に思えますが、みらいたちはそうは思いませんでした。
それは「ジュエルのくにのおひめさま」の結末で描かれていたように、虹ノ咲さんの行動の中に気持ちがあったから。コーデを着て喜ぶ女の子の笑顔が見たいという気持ちがあったから。
キッカケなんて関係ない。
虹ノ咲さんに素敵な友達ができてよかった。
“みんなの心開くパスワード”は“ごめんなさい”だったのかもしれないですね。
次回予告
デザイナーズ10がついに全員登場?の回。
まぁ、そんなことより……虹ノ咲さんの新しい髪型カワエエエエ!!!!!!!!!全体像早く見てぇーーーーーーー!!!!!!
今日のイラスト
虹ノ咲さんは色合い的にトナカイコスプレ似合うはず。

めるめるの……
いや、なんでもない。かわいいって言いたかっただけ。うん、それだけ。他意はない。
COMMENT
今日プリチャンイチつらかったです・・・でも一番好き・・・。
虹ノ咲さんが救われてよかった・・・。
フレンドパスワード聞きすぎてむかしむかし~のとこで2番だってわかりました(笑)
2番はズルい(褒め言葉)
虹ノ咲さんだいあちゃんと同じ髪型なのいいですね・・・。
そしてようやく私服が・・・。
「むかしむかし〜」のとこでわかるのすごい(笑)
2番の曲の始まりって1番より明るかったんですね、初めて知った。
自分は逆に聞きすぎてて、サビのとこで2番だって気づきましたよ(笑)
私服も着てましたねそういえば、楽しみ。
二回目見たら「みらいちゃん・・・みらいちゃん!!!」のとこでもう泣きました。
「全部・・・嘘だったの!!」でもっと涙が溢れて・・・ああつらい。
どうして1話の中で叩き落として上げてができるんだろうか。
感想ツイとか見てて気になったんですけど、
「だいあは“最後まで”だいあの友達」って気になりません?
“ずっと”ならわかるんですが・・・“最後まで”って?
というか前私がしたえもちゃんがストーリーを動かすってやつ完全に外してますね(笑)
予想を裏切りつつ越えてくるのがプリチャンですね~。
それでいて期待にも答えるから面白い。
ずっと聞こうと思ってたんですが、ゆりりぃさんはどうして
プリチャンの感想記事始めたんですか?
ずっと独りで抱え込んでいたんでしょうね。
悩みを打ち明けられる友達や両親がそばに居れば、また違ったんでしょうけど。
「ジュエルのくにのおひめさま」の伏線も回収してて、1話の中にギュッと詰まってましたよね。
“最後まで”
…確かに気になります。
友達ができたからといって、虹ノ咲さんの元をわざわざ離れる必要性はないですもんね。
ジュエルコレクションの優勝者に与えられるコーデと、だいあのシステム?が共通のもので「優勝者が決まることによって、だいあも消滅する」
とかそんな展開になるんだろうか?
次回のデザイナーズ10の集会で色々と明らかになりそう。
感想記事を書いてる意味は特にないです(笑)
元々アニメの感想は、ブログに慣れるためとイラストの練習(いっこうに上達しない)のために書いてただけなので。
この記事(外部リンク)↓
https://flets.hikakunet.jp/news/32255.html
に書いてあるようなことも、感想を書く理由の一つではありますけどね。
アニメ見終わった後にどこにも感情の発散場所がなかったので、ブログという形で発散してるだけなのかもしれません。
初めまして!
プリチャンの感想ブログを探していたら辿り着きました
丁寧な感想と心温まるイラストが素敵なブログですね
これからも更新楽しみにしています。
ありがとうございます( ;∀;)
そこまでオープンじゃない場所(ブログ)で、「プリチャンが好き」という人に出会えるのは、嬉しいものです。o(・∇・o)(o・∇・)o ヤッタ
こんなにあついストーリーいままであっただろうか?
叫ぶ虹の咲さん、珍しく両目見えてた。
プリチャンの中でも屈指の名シーンですよね!
両目見えてるのもいいけど、やっぱ片目が好き。
ゆりりいさんは、お店のプリチャンやったことありますか?
できれば好きなコーデを教えてください。
わたしが好きなコーデは、ガールズエールのバレンタインギフトコーデです‼︎
いやぁ筐体は全く触れてないんですよ、アニメオンリーですね。アニメもプリパラ以降の知識しかありません。
ガールズエールのバレンタインギフトコーデ調べてみたけどかわいいですね、パステルカラー?がいい感じ。